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盗難品がメルカリに [シルバーウィングでGO]

今朝のテレビはメルカリに出品されたグッチの財布の話題だった。出品されたグッチの財布はある女性が直前に紛失したものとそっくりで,剥がれなどの特徴から,自分の母からもらった財布だと直感したそうだ。警察に相談するとはっきりした証拠がないと捜査できないと言われたそうだ。メルカリ本社は警察の捜査なら協力できるが,そうでないと直接その女性に出品者情報を教えるわけにはいかないと答えたそうだ。それは分かる。出品者が怪しいので知りたいなんていう問い合わせにはいちいち答えられないだろう。
それにしても警察の対応は極めて問題だ。証拠があればと言ったそうだが,証拠は警察が見つけるべきだろう。そのための捜査機関だ。
警察は何かあったら相談してくださいなんて言っているけれど,相談に行ったら「証拠を」と言って,面倒な自分たちの仕事が増えることを避けたがったわけだ。
さて昔のことだ。酔っぱらって財布を落としたことがある。中にはどういうわけか20万円を越える金が入っていた。翌朝落としていたことに気づいた。出てくるわけがない。自分の生活を見直すための授業料だとすぐにあきらめた。しかし,生活を切り盛りする我が山の神はそういうわけにはいかなかった。もしかすると昨日乗ってきたタクシーかもと言う。それで,まさかと思いながらタクシー会社に電話すると,なんと預かっているという返事を聞いて小躍りした。奇跡だと思った。
日本は,紛失したものが届けられる希有な国だと言われてきたが,それを私が体験している。
メルカリに出品されたグッチの財布だが,女性が直接コンタクトをとったので拾って出品した人は既にそのページを削除してしまったそうだから,戻ってくる可能性は0に近くなったと言っていいだろう。相談を受けた警察官の対応を警察組織はどのように考えるのだろうか。

娘から貰った財布 ブランド品ではないがなくすわけにはいかない
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